kon×hatena

コンピュータビジョン・パターン認識の研究をしています。聴覚障害のこと、専門のことその他もろもろを投稿していきます。

ウェアラブルデバイスについて考えてみる

ウェアラブルデバイス

調べてみたら、なんだか面白そうなのでまとめてみます。
Wearableなので、要は「身に付ける・着用できる」デバイスです。
今のところは、GoogleGlassとかが注目されていますね。他にもブレスレット型のものもあったり。
ブレスレットなんかも、心拍数を測ることができ、データをスマホタブレットに転送できるようなものが出ています。

で、一番面白そうだなーと思っているのは、メガネ型のデバイス。
医療用途に開発されたEvena Medical社の「Evena Eyes-On™ Glasses」*1というのがあり、患者の静脈を見ることができるようで、便利そう。

視覚情報は五感のなかでも一番大きな情報量があるので、様々な応用例がありそうです。

福祉工学の面だと

聴覚障害者の場合、やっぱり情報保障に応用されるのではないかなと思っています。
ちなみに、情報保障というのは、

情報保障(じょうほうほしょう)とは、身体的なハンディキャップにより情報を収集することができない者に対し、代替手段を用いて情報を提供すること。
情報保障とは、人間の「知る権利」を保障するもの。いつでも、誰も情報が伝わらない状況に陥る可能性がある。特に聴覚障害者は、音声によって提供される情報や会話を理解できないため、日常的に情報から疎外されているといえる。そのため、一般的に「情報保障」とは、聴覚障害者に対するコミュニケーション支援を指して用いられる。

です。ノートテイクやPCテイクが多いですね。
手話通訳もそれに当たるのですが、困るのはやはり、メモを取りづらいこと。

手話を見ながらメモをとろうと思うと、やっぱり顔を下に向けなきゃいけません。
となると、その間は手話通訳者を見ることが出来ないわけで、話がわからなくなることがあります。

なので、今後は、GoogleGlassのようなヘッドマウントディスプレイ(HMD)に手話通訳者の映像やテイクの文字情報を表示したりする流れになるんじゃないんでしょうか。


もうひとつ期待できるのは、
ウェアラブル=より持ち運びしやすい
ということで、特殊な環境(講義、セミナー等)でしか用意できなかった情報保障が、外でも日常生活でも、いつでも情報を得られるようになるという流れ。

電話リレーサービスというのがあるんですが、これはビデオチャットを使って、手話のできる方にかわりに電話をかけてもらうというもの。
通訳者も家で待機していればよく、利用者も短い時間で利用することができる利点があります。

で、今のところ気軽に利用できる遠隔通訳は(電話=音声情報のみで通訳が可能、という面があり実用化しやすいのか)電話のみに限定?しているようですが、HMDと高度な情報通信機能があれば、外出時に急に通訳が必要になった場面でスイッチON、HMDに手話通訳者の映像や文字情報を表示するなんてことができたら面白いなと思っています。

東京オリンピックなんかで日本に来る外国人なんかも、音声日本語→音声(または文字)英語とかに自動通訳してくれたらラクですよね。
他にも観戦時に、TVでしか見られない速報や状況を、HMDに表示させることができれば、観戦が楽しくなりそうです。
2020年までに実用化させて、世界に対してドヤ顔をしたいもんです。

おわりに

ってことで、なんでもいいのでウェアラブルデバイス欲しいです!
ゲットして遊んでみたいなぁ。

近くにいる人のツイートを自動でHMDに表示する、といったことができたら楽しそうですね。